明治時代に生野銀山と今の姫路港を結び採掘した銀などを運んだ馬車専用の道路「銀の馬車道」の当時の路面が兵庫県姫路市で初めて確認され、当時の土木技術を知る重要な手がかりになると期待されています。
「銀の馬車道」は、明治9年に生野銀山で採掘された銀や物資を運ぶため、今の姫路港までのおよそ49キロを結ぶ馬車専用の道路として作られ、2017年、「日本遺産」に認定されました。
道の大部分は市道などにかわり、当時の詳しい状況は分かっていませんでしたが、姫路市埋蔵文化財センターが市内の公園予定地を発掘調査した結果、当時のヨーロッパの最新技術で舗装された路面が確認されたということです。
路面は幅およそ80センチ、長さ2メートルで、粗い石を敷き詰めた上に小石混じりの土があり、さらにその上に砂利混じりの砂を重ねた3層構造になっていて、固くて耐久性があり馬が走りやすい造りだったとみられるということです。
馬車が走った路面が確認されたのは初めてだということです。
姫路市埋蔵文化財センターの関梓 技術主任は「掘り進めて路面が確認できた時にはほっとした。当時の土木技術やどのようにして道路を造ったのかを解明するうえで重要な手がかりになる思う」と話していました。
March 09, 2023 at 03:35PM
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「銀の馬車道」路面を初確認 明治時代に生野銀山と姫路港結ぶ|NHK 関西のニュース - nhk.or.jp
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