三菱UFJ銀行は3日、東海地区を担当する中部駐在の副頭取に、高原一郎常務（57）が4月1日付で就く人事を発表した。中村昭彦副頭取（62）は中部駐在を外れたうえで、6月に副頭取も退いて顧問になる。
高原氏は南山大卒。1988年に東海銀行（現三菱UFJ銀行）に入り、自動車産業などを担当した。2019年4月から名古屋営業本部長を務めている。
中村氏も同じく東海銀出身で、18年に中部駐在の副頭取になった。愛知県内にある多くの企業がメインバンクにしている三菱UFJ銀で、東海地区トップに旧東海銀出身者が就く慣例が守られたことになる。
三菱UFJ銀が約4割出資する中京銀行は、愛知銀行と経営統合することで昨年12月に基本合意した。懸案だった中京銀の経営再建にめどがついたことも、東海地区担当の副頭取の若返りを図る一因になったとみられる。（内藤尚志）
March 03, 2022 at 04:30PM
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三菱UFJ銀、中部駐在副頭取に高原氏 旧東海銀出身の就任続く - 朝日新聞デジタル
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