東北楽天が九回に試合の均衡を破って4連勝。0-0で迎えたこの回、1死二塁で代打銀次が中前に決勝の適時打を放った。
先発滝中は6回5安打無失点。毎回走者を出しながらも要所を締めた。八回を抑えた3番手西口が今季初勝利。松井裕が2セーブ目を挙げた。
オリックスは2年ぶりの5連敗。先発山崎福が7回1安打無失点と好投したものの、打線がつながりを欠いた。
▽勝 西口3試合1勝
▽S 松井裕3試合1勝2S
▽敗 平野佳1試合1敗
9回代打「自分のバットで勝てた」
東北楽天の打撃職人が一振りで決めた。両チーム無得点の九回、銀次が代打で殊勲の適時打を放ち、「自分のバットで勝てたことがすごくうれしい。それ以上(の喜び)はもうない」と破顔一笑した。
1死二塁で抑えの平野と向き合い、「甘い球が来たら一発で仕留める」と自らに言い聞かせた。武器のフォークボールを連続で見送り、1ボール1ストライク。3球目、外寄りの直球を中前へはじき返した。
今季は先発出場がないものの、代打ではこれで2打数2安打。前回は延長サヨナラ勝ちした3月27日のロッテ戦で、やはり九回に守護神益田から安打を放ち、1点差を追い付く足掛かりを築いた。
周到な準備が結果につながっている。「出場が少ないと運動量が減ってくるので」と、試合前は精力的にランニング。いきなり出番が回ってくる代打起用を見越し、打撃練習は「必ず1球目を大事に」。名前を呼ばれる瞬間が来ると信じ、入念に心身を整える。
「チャンスで出していただくので、一振りで勝ちを持ってこられるかどうか、すごく意識している。たとえアウトになっても、その1球で流れが変わってくる」。プロ17年目、通算1178安打で打率2割9分2厘。1打席の重みを知り尽くした好打者がベンチに控えているのが、何とも頼もしい。
(斎藤雄一)
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April 01, 2022 at 08:38AM
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