楽天銀次内野手(34)が、1回から仕事を果たした。「5番DH」で先発すると、無死満塁で第1打席を迎えた。フルカウントから阪神藤浪の内角155キロ直球を振り抜き、中前へ適時打を放った。

3回先頭での第2打席も中前打を放ち、2安打1打点。「速いボールの対応、2ストライクに追い込まれてからの対応というのはいい感じでできたと思う」と充実した表情を浮かべた。

4日夜には、宿舎の食事会場で佐竹守備走塁コーチから、バットを縦に振るイメージを持つようアドバイスを受けた。無意識に横振りへと変わっていたスイングを修正。すぐに試合で結果に結びつき、「佐竹コーチありがとうございます」と感謝していた。