米銀貸し出しが３月後半に 警戒を誘うペースで急減した様子が、米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）の７日公表のデータで示されたが、ゴールドマン・サックス・グループのアナリストらは重要視していない。
ＦＲＢによると、米商業銀行による貸し出しは３月29日までの２週間で、約1050億ドル（約14兆円）減少し、1973年の統計開始以降で最も大きな落ち込みを記録した。
しかしその大部分は、経営破綻後に公的管理下に置かれたシリコンバレー銀行（ＳＶＢ）とシグネチャー・バンクからの資産移転を反映したものだとゴールドマンは分析する。
ゴールドマンのアナリスト、マイケル・ケーヒル氏とイザベラ・ローゼンバーグ氏は「これらの動きが貸し出しの見掛けの減少要因であり、ヘッドラインデータに誤ったシグナルを与えていることがデータから読み取れる。信用収縮は（少なくとも今のところ）起きていない」と11日のリポートで指摘した。
アナリスト２人の見解は、「信用収縮をうかがわせる兆候を今の段階で目にしていない」としたイエレン米財務長官の11日の発言とも合致する。
それでも先月の銀行セクターの動揺を受け、特に預金流出を考えた場合、与信フローは今後減少すると多くのエコノミストが予想する。その大きさ次第だが、米経済の年内のリセッション（景気後退）入りを左右する重要な要因になりかねない。
関連記事
原題： Fed Data Showed ‘Phantom Drop’ in US Bank Lending, Goldman Says（抜粋）
(この記事は一部に自動翻訳を利用しています)
April 13, 2023 at 09:44AM
https://ift.tt/7rJCEAI
米銀の与信急減、「幻影」とゴールドマン－ＳＶＢなど資産移転を反映 - ブルームバーグ
https://ift.tt/XSUilOs
Mesir News Info
Israel News info
Taiwan News Info
Vietnam News and Info
Japan News and Info Update
Bagikan Berita Ini
0 Response to "米銀の与信急減、「幻影」とゴールドマン－ＳＶＢなど資産移転を反映 - ブルームバーグ"
Post a Comment