スルガ銀行が4月21日、投資用不動産向け融資に関し「対応状況」を説明する文書を自社ホームページで公表した。文書は冒頭で「一部報道機関が一方的な主張のみに基づく報道を行っています」とメディアの報道への批判から書き起こした。そして「状況を正しくお伝えする」としている。スルガ銀行はなぜこうした異例の文書を公表したのか。
文書のタイトルは「シェアハウス以外の投資用不動産向け融資についての当社対応状況」だ。5年前にシェアハウス向け融資をめぐる不正が発覚してから現状までをたどっている。参考資料も含め4ページの構成だ。現在は中古アパート・マンションをめぐり債務者から委任された弁護団と交渉していると説明している。
異例なのは文書の書き出しだ。「一部報道機関が、当社が把握している事実とは明らかに異なる情報や裁判所等で係争中の相手方当事者の一方的な主張のみに基づく報道を行っています」と“報道が一方的”だと極めて強い調子で批判している。どの報道の、どのような部分を指すのか、具体的な指摘はない。
「具体的な中身は回答を控える」
どのような報道かスルガ銀行広報室に問い合わせると、「報道の具体的な中身は回答を控えさせていただく」とのコメントだった。「一部報道機関」の表現をしており、対象があることは認めたが、…
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April 28, 2023 at 05:30AM
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スルガ銀が異例文書「報道機関が一方的主張」激しく批判 | スルガ銀行 不正の構図 | 今沢真 - 毎日新聞
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