明治・大正期に兵庫県の但馬と姫路を結んだ「銀の馬車道」をアピールするため、銀の馬車道ネットワーク協議会（事務局・中播磨県民センター産業観光課）は、公式ホームページ内に関連商品や沿線市町の特産品などを販売する電子商取引（ＥＣ）サイトを開設した。
銀の馬車道は全長４９キロの馬車専用道路。生野鉱山で採掘した銀鉱石を姫路港に運ぶため、明治政府がフランス人技師を招いて１８７６（明治９）年に完成させた。各鉱山をつないだ「鉱石の道」と合わせ、日本遺産に認定されている。
同協議会は、地元企業などによる銀の馬車道にちなんだ商品開発を支援する事業を実施し、認知度向上やブランド化を図ってきた。
ＥＣサイトは、同事業で誕生した商品に加え、銀の馬車道の公式ロゴマークを取得している商品、白皮かぼちゃを銀の鉱石に見立てた「銀馬車かぼちゃ」のメニューなどを扱う予定。
現在、サイトには４事業者が登録。兵庫県福崎町特産のもちむぎを使い、ヘルシーで独特の香ばしさが特徴の「もちむぎ麺」などを販売している。同協議会は「今後、登録事業者を増やしていく」としている。
（段 貴則）
April 02, 2023 at 08:15AM
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「銀の馬車道」さらにアピール ロゴ商品や特産品などネット販売 協議会がECサイト開設 - 神戸新聞NEXT
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