資産運用フィデリティ・インターナショナルは、欧州の銀行が発行した偶発転換社債(CoCo債)を選好している。「その他ティア1債(AT1債)」とも呼ばれる同債券は、市場規模が約2500億ドル(約33兆3100億円)。UBSグループによる買収でクレディ・スイス・グループのAT1債が無価値になった事態を受け、投資家はこの市場からの退出を急いだ。
シンガポールに在勤するフィデリティの運用者、ジョージ・エフスタソプロス氏によれば、AT1債は「無差別」に売りを浴びせられた。スイスの管轄外にある発行体の債券も値下がりしており、こうした債券を購入する機会が生じたとエフスタソプロス氏は語った。
危機の最中ではAT1債に対して「今すぐ売れ、質問はその後」というアプローチが取られたため、若干買うことができたという。「この分野はファンダメンタルズが非常に力強いように見受けられる。収益性も妥当だ」と同氏は述べた。
欧州銀が発行するAT1債の指数に基づく利回りは12%。2月は一時7.8%まで低下していた。
原題: Fidelity Buys Europe AT1s After Credit Suisse Leaves Opportunity
(抜粋)
March 31, 2023 at 09:37PM
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フィデリティ、欧州銀のAT1債を選好-クレディS後は買いの好機 - ブルームバーグ
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