3メガバンクグループで日常業務における文章生成AI(人工知能)の活用が広がりそうだ。 三井住友フィナンシャルグループ(FG)が本格導入に向けた実証実験を始めるほか、三菱UFJフィナンシャル・グループ( MUFG)も今夏までに社員が活用できるよう準備を進めている。
三井住友FGは11日、 日本総合研究所や NECと共同で、マイクロソフトの「アジュール・オープン・AIサービス」を活用し、三井住友FGグループの専用環境上で動作するチャットツール「SMBCーGPT」の本格的導入に向けた実証実験を開始すると発表した。
従業員が「SMBCーGPT」に質問することで、AIが収集・分析した市場動向や外部環境などの情報を使い、文章の作成や要約の生成などをチャット形式で手軽に行うことができるという。企画資料や顧客に対する情報提供資料の作成サポートなどを想定している。 情報が社外に流出しないよう対策した上で社内従業員のみが利用できる。
MUFGもマイクロソフトの同サービスを活用し、社内のネットワーク環境下で対話型AI「チャットGPT」を利用できる環境構築を目指している。広報担当者によると、稟議(りんぎ)書作成支援、事務手続きや顧客対応の際の不明点などの行内照会などでの利用を想定。中長期的には、企画書作成やシステム開発の効率化・自動化などにも活用したい考えだ。
みずほフィナンシャルグループの広報担当者も対話型AIの活用について、セキュリティー要件を確認しながら業務上の活用可否について社内で検討中だと述べた。
米オープンAIが開発したチャットGPTを巡っては西村康稔経済産業相が11日の閣議後会見で「省内での活用の可能性を考える」と発言したばかり。業務関連規制の多い金融機関で対話型AIの活用が広がれば、情報収集の時間削減など生産性の向上が期待できそうだ。
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April 11, 2023 at 04:07PM
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