中国人民銀行（中央銀行）の劉桂平副総裁は28日、国内市場を主な経済成長のけん引役としつつ、外需で補完するという新たな発展戦略「双循環」支えるため金融セクターをさらに開放すべきだと述べた。業界内のリスクを小さくするためにも必要だとしている。
劉副総裁は中国金融学会が開催したフォーラムで、金融セクターの自由化進展は実体経済を一段と支援することになると指摘した。
中国紙の 証券時報によれば、銀行保険監督管理委員会（銀保監会）の曹宇副主席は同じフォーラムで消費者の利益を守り、金融リスクを減らすため銀行・保険業界を監督する重要性を強調。「中国および外資系機関の両方、国有と民間企業のいずれにとっても、監督規制の透明性を維持し、規制基準の一貫性を維持することが必要」だと話した。
原題： China Should Further Open Up Finance Sector, PBOC Official Says（抜粋）
November 30, 2020 at 09:59AM
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中国、「双循環」支える一段の金融開放必要－人民銀の劉副総裁 - ブルームバーグ
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