沖縄を地盤とする琉球銀行と沖縄銀行は6日、2020年4~9月期の連結決算をそれぞれ発表した。琉球銀の純利益は前年同期比50%減の14億円、沖縄銀は同2%減の21億円でいずれも減益だった。沖縄銀は決算発表と併せて、来年10月をめどに持ち株会社に移行する方針を明らかにした。
本業のもうけを示す実質業務純益(単体ベース)は琉球銀が27%減の29億円、沖縄銀は9%減の34億円。2行とも新型コロナウイルスに対応した低利融資が増え、貸出金利息がわずかに減少した。人件費の増加なども響いた。
減益幅が大きい琉球銀は新型コロナに関して与信費用が膨らんだ。同行は元金返済据え置きなどの条件変更に伴い債務者区分を引き下げ、一般貸倒引当金の繰り入れが増えた。手法の違いもあり沖縄銀の与信費用は減った。
決算の評価について、琉球銀の川上康頭取は「新型コロナで我々が注力している法人向けサービスやカード関連の手数料収入が影響を受けたのが残念。ただ、足元では手数料収入は上がってきており、年度を通してはある程度戻せる」と述べた。
沖縄銀の山城正保頭取は「厳しい環境下、ほぼ前年並みの利益を確保できたことは評価できる」とした。
November 06, 2020 at 05:58PM
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琉球銀と沖縄銀の4~9月期、ともに純利益減 - 日本経済新聞
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