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提携選んだ群馬銀、求められる早期の成果 - 日本経済新聞

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北関東各県のトップ行のうち、単独路線を維持していた群馬銀行千葉銀や第四銀行などが参加する広域地銀連合「TSUBASAアライアンス」への合流を決めた。経営統合を選んだ常陽銀行と足利銀行とは異なり、緩やかな業務提携に活路を見いだした形だ。

群馬銀と地盤が重なる足利銀の清水和幸頭取は「重要な決断に敬意を表したい」と受け止めた上で、「我々は経営統合の道を選んだが、提携の道もある。異業種、銀行を問わずメリットがあればちゅうちょなく進めていきたい」と述べた。

金融庁は6月に公表したリポートで、信金信組に比べ基幹システムの共同化が遅れている地銀は経費が高止まりしていると指摘した。超低金利の長期化で収益力が弱っていたところにコロナ禍が重なり、不良債権の増加も見込まれる。フィンテックなど成長分野への投資余力確保にもコスト削減は待ったなしだ。

大和総研金融調査部の内野逸勢主席研究員は「時間的制約があるなか、どこまで資産効率の改善を実現できるかが生き残りを左右する」とみる。群馬銀は基幹システムの共同化検討も表明した。提携効果を速やかに引き出せるかが焦点となる。

(高野馨太、上月直之)

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November 09, 2020 at 05:50PM
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