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中国人民銀、7日物リバースレポ金利を0.1%引き下げ 10カ月ぶり - ロイター (Reuters Japan)

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[上海/シンガポール 13日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)は13日、期間7日のリバースレポで20億元(2億7997万ドル)を供給した。金利は10ベーシスポイント(bp)引き下げ、1.90%とした。

 中国人民銀行(中央銀行)は6月13日、期間7日のリバースレポで20億元(2億7997万ドル)を供給した。金利引き下げは2022年8月以来。 写真は、北京の同銀本店の前景。2022年9月撮影(2023年 ロイター/Tingshu Wang)

7日物のリバースレポ金利を引き下げるのは2022年8月以来10カ月ぶり。市場の信頼感回復と、新型コロナウイルス禍後の景気回復を支援することが狙い。

最近の経済指標では需要低迷や投資家心理の低下が示されており、当局が成長を下支えするために金融政策を緩和するとの見方が広がっていた。

みずほ銀行のアジア通貨担当チーフストラテジスト、ケン・チュン氏は「中央銀行の金利引き下げ決定は市場にとって完全なサプライズというわけではなかった」と指摘。「商業銀行は既に預金金利を引き下げ、人民銀の易綱総裁も最近、カウンターシクリカル調整の強化に言及していた」と述べた。

7日物リバースレポ金利の変更は、より長期の金利変更のシグナルであることが多い。

OCBC銀行の金利ストラテジスト、フランシス・チュン氏は「リバースレポ金利の10bp引き下げは、15日のMLF(中期貸出制度)金利の引き下げの前触れと考えることが可能だ」とした上で「金利は低調な推移が続くと思われるが、経済の悲観的見方や利下げは既に織り込まれているため、これ以上の下振れは限定的と考える」と語った。

リバースレポ金利の引き下げを受け、人民元は対ドルで6カ月ぶり安値の1ドル=7.1680元まで下落。中国の10年国債利回りは7カ月半ぶりの低水準を更新した。

金利を一段と引き下げれば、米国との金利差が拡大し、元安や資本流出の加速を招く可能性がある。

市場は今月20日に銀行貸出金利の指標となる最優遇貸出金利(ローンプライムレート、LPR)が同幅引き下げられる可能性があると予測。

キャピタル・エコノミクスの中国経済担当責任者、ジュリアン・エバンス・プリチャード氏は「15日にMLF金利が、20日にLPRが同じように引き下げられる公算が大きい。この3つの政策金利は通常、並行して動く」と述べた。

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June 13, 2023 at 07:55AM
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