【ニューヨーク=斉藤雄太】米銀大手シティグループは28日、ロシアの個人向け(リテール)金融事業からの撤退に向け、貸出債権を同国の商業銀行ウラルシブに売却することで合意したと発表した。シティの現地子会社が抱えるルーブル建ての分割払い形式のローンやクレジットカードの債権を譲渡する。売却額は明らかにしていない。
シティはかねてロシアのリテール事業からの撤退方針を表明していた。ロシアのウクライナ侵攻や米欧による対ロ制裁も踏まえ、8月には消費者・地元商業向け業務の終了を発表しており、この日の発表も撤退プロセスの一環になる。法人・機関投資家向け業務は2023年3月末までにほぼすべて終える計画も公表している。
シティによるロシアの企業や個人向け投融資残高は6月末時点で84億ドル(約1.2兆円)。21年末(98億ドル)から縮小している。8月には今後1年半で1億7000万ドルの撤退費用が発生する見込みと公表した。
October 29, 2022 at 03:38AM
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米シティ、ロシアの個人向け貸出債権売却 地元銀に(写真=ロイター) - 日本経済新聞
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