柔道の世界選手権（タシケント）男子100キロ超級で銀メダルを獲得した斉藤立（国士舘大）、女子63キロ級金メダルの堀川恵（パーク24）ら日本代表が15日、羽田空港に帰国した。20歳で初出場の斉藤は「まだまだ強くなれる。パリ五輪に向け、自分の柔道を限界まで引き出せる準備をする」と意欲を新たにした。
斉藤は五輪2連覇の父仁さん（故人）との日本勢初の親子制覇はならなかったが、191センチ、165キロの体格を生かした攻めで奮闘。海外での合宿を熱望し「銀では話にならない。（メダルは）しまっておく。やることはいっぱいある」と気合を入れた。
26歳の堀川は積極的に技を繰り出し、初出場優勝。五輪代表争いで大きくアピールしたが「立ち止まらずに次に進んでいきたい。常に危機感を持って闘い続けたい」と表情を引き締めた。
世界選手権の日本勢は個人戦で男子が2個、女子が3個の金メダルに輝き、混合団体は5連覇を達成した。鈴木桂治・男子代表監督は「全階級金メダルの目標に遠く及ばず、自分自身の力不足を痛感している。しっかりと強化を図っていきたい」と話した。〔共同〕
October 15, 2022 at 08:37PM
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世界柔道銀の斉藤立「まだ強くなれる」 日本代表が帰国（写真=共同） - 日本経済新聞
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