米 ゴールドマン・サックス・グループのデービッド・ソロモン最高経営責任者（ＣＥＯ）は４年間で３回目の大型再編に着手する。同社が2020年まで力を入れていた動きの一部を後退させる。
同社は資産運用とプライベートウェルスマネジメント事業をマーク・ナックマン氏の下に統合する。事情に詳しい関係者が明らかにした。投資銀行業とトレーディング事業も１部門にまとめダン・ディーズ、ジム・エスポジート、アショク・バラダン３氏が統括する。不採算の消費者向け部門は解体される。
ソロモンＣＥＯ（60）は資産運用とウェルス事業を２年前に分離したが、これを巻き戻すことになる。株主の支持を得るために手数料ベースの事業をアピールしようとしていたため、投資銀行とトレーディングの統合にも後ろ向きだった。
消費者と直接関わる部門は解体し、企業パートナーと取引する事業を「プラットフォーム・ソリューションズ」部門として独立させる。ここには昨年買収したグリーンスカイの事業やクレジットカード事業、トランザクションバンキングが含まれる。「マーカス」ブランドの消費者向け事業は資産・ウェルス部門でより小規模な一部となる。
ゴールドマンの広報担当者はコメントを控えた。同社の再編については、米紙ウォールストリート・ジャーナル（ＷＳＪ）が先に報じていた。
原題： Goldman CEO Shakes Up Leadership Ranks in Yet Another Overhaul（抜粋）
October 17, 2022 at 02:35PM
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ゴールドマンが再び大規模再編、投資銀とトレーディング統合－関係者 - ブルームバーグ
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