東京オリンピックは8日、自転車競技のトラック種目があり、女子オムニアムで梶原悠未(24)が銀メダルを獲得した。自転車トラックで日本女子がメダルを取ったのは初めて。一方、男子ケイリンではイギリスのジェイソン・ケニー(33)が2連覇を達成した。
最初の「スクラッチレース」は、250メートルのトラックを30周する競走。梶原は2着でゴールし、順調なスタートを切った。
2種目目は、30周するうちの5周目以降、周回ごとに1位にポイントが与えられる「テンポレース」。梶原は10周目でポイントを獲得し、最終着順と合わせて5位タイとした。
この時点で梶原は総合3位に。次に、2周ごとに最下位が抜けていく「エリミネーションレース」に臨み、最後の2人に残った。一騎打ちはクララ・コポニ(フランス)が制したが、梶原もポイントを大きく積み増し、総合2位に順位を上げた。
「日本人女子も世界に通用する」
最後は全部で80周し、10周回ごとに順位でポイントが入る「ポイントレース」。梶原は30周目でポイントを挙げたが、その後は得点できず、終盤には前の選手と接触して落車するアクシデントもあった。
それでも11着でゴール。ポイント合計は110点となり、銀メダルを獲得した。金メダルは124点のジェニファー・ヴァレンテ(アメリカ)、銅メダルはキルステン・ウィルト(オランダ)が勝ち取った。
梶原はレース後のインタビューで、「メダルを取れたことはとれもうれしい。練習がこの成果につながったと思う。でも優勝を目標にここまで取り組んできたので、すごくすごく悔しい」と話した。
また、「日本人の女子選手がオムニアムで世界に通用することを、日本のみなさんに走りで届けられたかと思う。もっと競技人口が増えて、日本が強豪国と呼ばれるように、みんなでがんばっていきたい」と語った。
イギリスのケニーが男子ケイリン2連覇
女子オムニアムでは、イギリスのローラ・ケニー(29)が3連覇を狙ったが、6位に終わった。
「スクラッチレース」はクラッシュで落車し、13位と出遅れた。得意種目の「エリミネーションレース」も13位だったのが響いた。「テンポレース」と「ポイントレース」はどちらも1位だったが、メダルには届かなかった。
一方、夫のジェイソン・ケニーはこの日、男子ケイリンで五輪2連覇を達成し、通算7個目の金メダルを獲得した。
トラック6周で競うケイリンで、最後の3周をトップで独走する驚異的な勝利だった。
これで彼が獲得した五輪メダルは9個になった。3日にあったチームスプリントでも銀メダルを手にし、イギリスで最もメダル獲得数が多い五輪出場者になっていた。
男子ケイリンは、アジズルハスニ・アワン(マレーシア)が0.763秒差で銀メダル、現世界選手権王者のハリー・ラヴレイセン(オランダ)が銅メダルを勝ち取った。ラヴレイセンにとっては、今大会3個目のメダルとなった。
August 08, 2021 at 02:56PM
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【東京五輪】 自転車女子オムニアムで梶原が銀 男子ケイリンは英選手2連覇 - BBCニュース
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