東京パラリンピック第８日の３１日、陸上男子１５００メートル（視覚障害Ｔ１１）決勝で和田伸也（４４）（長瀬産業）が、４分５秒２７のアジア新記録で銀メダルを獲得した。今大会では２７日の５０００メートルの銅に続く２個目のメダルで、パラ通算では３個目。陸上の日本勢では７個目のメダルとなった。
和田は３０日の予選を１組２着で通過した。決勝は、ブラジル選手が独走状態となったが、２番手をキープ。終盤、ロシア・パラリンピック委員会の選手の追い上げをしのいでゴールした。
和田は大阪府東大阪市出身。大学在学中に網膜色素変性症と判明した。トラックとマラソンの「二刀流」で実績を残し、パラリンピックは２０１２年ロンドン大会の５０００メートルで銅メダル、マラソンでも５位。続く１６年リオデジャネイロ大会でもマラソン５位、１５００メートルと５０００メートルで６位に入った。
August 31, 2021 at 08:21AM
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陸上男子１５００・和田伸也が「銀」…アジア新記録で今大会２個目のメダル - 読売新聞
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