東京パラリンピックの車いすバスケットボール男子で銀メダルを獲得した富山県砺波市出身の宮島徹也選手が、地元の小学校で車いすの体験教室を行いました。
これは、砺波市社会福祉協議会が障害者への理解を深めてもらおうと行っているもので、１４日、東京パラリンピックの銀メダリスト宮島選手が砺波市の庄南小学校を訪れました。
宮島選手は、小学４年生から６年生までのおよそ１００人を前に講演し、中学２年生の時に、医療事故により左足を失ったことを伝えた上で、「あきらめずに、夢をもって行動することで、たくさんの人に応援してもらえる」とメッセージを送りました。
このあと、児童たちは、実際に競技用の車いすに乗り、宮島選手から、左右のタイヤを同じ力で回すとまっすぐ進むことや、競技用の車いすを止めるには自分の手でタイヤの回転を止めなくてはいけないなどとアドバイスを受け、ゴールが決まると歓声が上がっていました。
また、一般の車いすでの移動を補助する体験も行われ、前輪を上げて段差を上がったり、後ろ向きになってゆっくり段差を降りたりする方法を学んでいました。
参加した児童は「宮島選手のドリブルや車いすの動かし方がすごかった」とか、「学校は障害者に配慮した造りになっていない部分もあるので、これから気にかけていきたい」と話していました。
November 14, 2022 at 09:50AM
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東京パラ・銀メダリスト宮島選手が砺波市で車いすバスケ教室｜NHK 富山県のニュース - nhk.or.jp
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