中国人民銀行(中央銀行)は副総裁の一人である范一飛氏を巡る調査について、支持を表明した。同氏は、習近平国家主席が反腐敗の取り組みを進める中、取り調べ対象となる金融当局者となった。
中国人民銀の范副総裁、当局が取り調べ-重大な規律違反の疑いで
中国共産党中央規律検査委員会は5日、范氏を「重大な規律と法律違反の疑い」で調査していると 発表。人民銀の共産党委員会書記と副総裁を兼務する郭樹清氏は6日に会合を開催し、易綱総裁も同会合に出席した。
同会合後に人民銀は声明で調査を「断固として」支持すると表明。同調査は腐敗撲滅に向けた中国共産党の強い決意を示し、「反腐敗の不断の取り組み」を行うというシグナルを送ったと説明。范氏の違反について詳細は明らかにされていない。同声明には范氏の肩書きは記載されておらず、その他の変更についても明記されていなかった。
原題: PBOC Says Probe Into Official Shows Continued Anti-Graft Efforts(抜粋)
November 07, 2022 at 09:21AM
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中国人民銀が支持表明、范氏巡る調査で-反腐敗の不断の取り組み示す - ブルームバーグ
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