米銀の貸し出しと預金は５月３日終了週に小幅ながら減少した。同週には地銀ファースト・リパブリック・バンクが経営破綻し、 ＪＰモルガン・チェースによる買収が発表された。
連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）が12日公表したデータによれば、商業銀行の貸し出しは今月３日終了週に季節調整済みで157億ドル（約２兆1300億円）減少。前週は419億ドル増えていた。季節調整前の融資・リースはやや増加した。
預金も季節調整後ベースで減少したが、調整前では673億ドル増えた。
複数の米地銀破綻を受け、エコノミストや政策当局者は融資状況や金融セクター全般の安定性を評価するため、さまざまなデータを注視している。「 Ｈ.８」として知られる同リポートは、米国の全商業銀行を対象とした全体のバランスシートの週次推計を示す。
しかし、季節調整前と後で乖離（かいり）が生じており、今回のデータの変動を巡り結論を導き出すのは難しくなっている。
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原題： US Bank Lending Retreated During Week of First Republic Failure（抜粋）
May 13, 2023 at 12:04PM
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米銀の融資が減少－ファースト・リパブリック破綻の５月３日終了週 - ブルームバーグ
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