山形銀行は23日、鶴岡支店（山形県鶴岡市）を改装オープンした。建物の老朽化により5億円かけて建て替えた。近隣の文園支店を移転・統合する一方、相談ブースを充実させた。長谷川吉茂頭取は「新型コロナウイルスの拡大以降、店舗の機械化が加速しているが、我々は対面も重視する」としている。
鶴岡支店リニューアルオープンのテープカット（23日、山形県鶴岡市）
独立性の高い相談ブースを設けた山形銀行鶴岡支店（23日、山形県鶴岡市
振り込みなど簡単な手続きに対応するカウンターのほか、着座で間仕切りを設けた3つの相談ブースと、独立性を保った応接室タイプのコンサルティングルームを3室設けた。個人の運用や相談業務のほか、取引先同士のマッチングの場にも利用する。
鶴岡支店は前身の銀行を含めると今年で124年目。道路が狭い中心市街地にあるが、駐車スペースを増やすなど利便性を高めた。銀行取引のネット化は進んでいるが、「座って相談ができるなど店舗の強みを生かしていく」（長谷川頭取）という。
September 23, 2020 at 04:05PM
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新型コロナ:山形銀、鶴岡支店建て替え 新店舗も対面重視 - 日本経済新聞
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