ゆうちょ銀行は16日、NTTドコモの「ドコモ口座」やペイペイなど連携する6社の電子決済サービスで、15日までに計109件の貯金の不正引き出しが確認され、総額は1811万円に上っていると発表した。一連の問題発覚後、一つの銀行としては最大の被害となる。
ゆうちょ銀によると、6社のサービスのうち、不正引き出しはドコモが82件(1546万円)で突出していた。ペイペイでも17件(約142万円)が確認され、フリーマーケットアプリ大手「メルカリ」傘下のメルペイ、金融ベンチャーのKyash(キャッシュ)、LINEペイ、米決済大手ペイパルでも被害があった。
ドコモは16日午前0時時点で、11行の145件で2678万円の被害があると公表したが、半分以上はゆうちょ銀が占めていたことが明らかになった。同日までに判明した一連の被害は、少なくとも11行と決済6社で172件、計2943万円となった。
ゆうちょ銀は、被害が出た6社のサービスと口座をひも付ける際に「2段階認証」を導入していなかった。同行は17日までに、6社との間で2段階認証を導入する方針を表明した。同行の田中進副社長は16日、記者会見を開き、「深くおわび申し上げる。被害者には全額補償を行う」と陳謝した。
同行は、通帳に身に覚えのない取引記録があった場合、コールセンター(0120・108・420)や郵便局へ相談するよう呼びかけている。コールセンターの平日受付時間は午前8時半~午後9時。土日祝日は午前9時~午後5時。
September 16, 2020 at 06:27PM
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ゆうちょ銀不正引き出し、109件・1811万円に…ドコモ被害の半分以上 - 読売新聞
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