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滋賀銀、デジタル化加速 基幹系システムを刷新 - 日本経済新聞

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滋賀銀行はデジタルトランスフォーメーション(DX)に向けた取り組みを加速する。基幹系システムを36年ぶりに刷新し、フィンテック企業と連携しやすいオープン系に切り替えることを29日に発表した。デジタル戦略を統括する組織として、10月1日付で本部に「デジタル推進室」などを新設する。

2024年1月をめどにシステムを切り替える。次世代システムへの投資額は200億~300億円になる見通し。現行システムは1988年に稼働し、ほぼ8年おきに100億円程度かけて更新してきた。富士通のデータセンターを利用していた。

ただ様々な修正でプログラムが継ぎはぎになり、デジタル化への対応を複雑にしていた。新システムでは汎用OSのリナックスを使った日立製作所の「次世代バンキングシステム」を採用して、フィンテック企業に接続を認める「オープンAPI」を深化させる。

滋賀銀の高橋祥二郎頭取は日本経済新聞の取材に対し「新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあり、デジタル化は避けて通れない。銀行のシステムを刷新することで、地域のデジタル化を主導したい」と強調する。

例えば、個人なら転居に伴う様々な手続きがスマホアプリで簡単にできるようになる。タブレット端末を活用する行内のみならず、企業や自治体といった顧客のデジタル化も支援する。

デジタル化に並行してサステナビリティー(持続可能性)の取り組みも進める。10月1日付で「サステナビリティ方針」を制定するとともに、「サステナブル戦略室」などを設置して脱炭素社会や循環経済への貢献を目指す。

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September 29, 2020 at 03:30PM
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