静岡銀行と名古屋銀行が、包括的な業務提携で合意したことが分かった。一部の事務やシステム面の共同化を通じた経費削減のほか、融資先を互いに紹介するなどの連携を進め、東海地方の経済活性化につなげる方策を検討するとみられる。
静岡銀の柴田久頭取と名古屋銀の藤原一朗頭取が２７日午後、東京都内で記者会見し、説明する。
地銀再編が相次ぐ中、静岡銀は単独路線を続ける数少ない有力地銀の一つだった。一方、愛知県内では愛知銀行と中京銀行が経営統合を発表し、名古屋銀の動向が注目されていた。
静岡銀の連結総資産は昨年末時点で約１４兆円、店舗数は約２００か所。柴田氏は業界団体・全国地方銀行協会の会長を務める。第二地銀の名古屋銀は、昨年末時点の総資産が約５兆円で愛知県内トップだ。県内を中心に１００店余りを展開している。
April 27, 2022 at 11:21AM
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静岡銀と名古屋銀、包括提携で合意…システム共同化で経費削減へ - 読売新聞オンライン
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