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新サクラマス、名称は「銀桜サーモン」に 管理釣り場で釣りも - 朝日新聞デジタル

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 【栃木】福田富一知事は12日の定例会見で、県水産試験場が管理釣り場向けに開発した新魚種「全雌(ぜんめす)三倍体サクラマス」の名称が、「銀桜(ぎんおう)サーモン」に決まったと発表した。銀色に美しく輝く外見と、桜を思い起こさせる身の色を表現しているという。2020年に公募を実施し、45都道府県から2021件の応募があった。

 新しい名称は、今年3月に商標登録された。

 銀桜サーモンは先祖がヤマメ。体長約50センチと通常のサクラマスよりも大きく育ち、釣り上げる時の引きが強く釣り味がいいという。

 現在、釣ることができる管理釣り場は、鹿沼市の「アウトドアビレッジ発光路の森フィッシングエリア」、栃木市総合運動公園フィッシングフィールド、大田原市の「なかがわ水遊園」の3カ所。

 県は、首都圏などからの釣り客が増えることを期待している。会見で福田知事は「ぜひ釣りを楽しんでもらいたい」と話した。

 25年度からは食用としての提供も予定されている。上品な甘みとうまみがあるといい、水産試験場が身の色をよくする技術開発を進めている。中野渉

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April 25, 2022 at 08:30AM
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