厚生労働省は13日、歯科の銀歯治療で用いる金属「パラジウム合金」について、5月に公定価格を約8%引き上げることを決めた。患者の窓口負担も増え、3割負担の場合、奥歯に詰め物を入れる治療では1歯あたり180円程度の負担増が想定される。
ロシアのウクライナ侵攻に伴う価格高騰を受けた緊急措置として、同日開かれた厚労相の諮問機関・中央社会保険医療協議会で了承された。
パラジウムはロシアが主要な産地で、ロシアへの経済制裁により供給が不安定になっている。仕入れ価格が高騰したため、歯科医療機関の収入となる公定価格を上回っていた。
今回の見直しで、パラジウム合金の公定価格は、現在の1グラムあたり3149円から3413円となる。
パラジウム合金の公定価格は現在、3か月に1度、定期的に見直されることになっている。厚労省は、今回の見直しは医療現場からの要望も踏まえた臨時の対応としている。
April 13, 2022 at 04:57PM
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銀歯治療が値上げ、ロシア産の金属「パラジウム」高騰で…1歯で180円程度 - 読売新聞オンライン
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