１２日に行われた北京オリンピックのスキージャンプ男子ラージヒル（ＬＨ）で、日本の小林陵侑（土屋ホーム）が銀メダルを獲得した。１回目は「（踏み切りの）タイミングと風の状況が落ち着いていて、すごくよかった」と、最長不倒となる１４２メートルをマーク。２回目は「空中でちょっとばたついた気がした」と１３８メートルになったものの、金メダルに輝いたノーマルヒル（ＮＨ）に続くメダルを手中に収めた。
１４０メートルのジャンプを２本そろえた金メダルのマリウス・リンビク（ノルウェー）にはわずかに及ばなかったが、「２本とも、いいジャンプができたと思う。自分にできることはできたので、すごくよかった。普段のワールドカップでは見られないぐらい、熱い戦いだったと思う」と納得の表情で振り返った。
メダルなしに終わった前回の平昌大会から飛躍を遂げた日本のエースは「すごく成長できた自分がいる。本当に充実した４年間だった。周りの人、今まで出会った人が欠けたら、（メダルは）取れなかったと思う」と感謝の言葉を並べ、残る団体戦に向けて、「団体戦もビッグジャンプを見せたい」と頬を緩めた。
February 12, 2022 at 08:51PM
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ＬＨ銀の小林陵侑「普段のＷ杯では見られないぐらい、熱い戦いだった」 - 読売新聞オンライン
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