[北京/上海 30日 ロイター] - 中国の5大銀行で2022年上半期の不動産部門の不良債権が急増したことが、各行が30日に証券取引所に提出した文書で分かった。中国建設銀行(CCB)は68%、中国銀行(BoC)は20%それぞれ増えた。
一方、資産規模が世界最大の商業銀行、中国工商銀行(ICBC) は15%増加した。
各行は景気減速の中でも上半期決算で小幅な利益を計上したが、不動産部門の危機の傷跡を示した。
今年上半期には不動産開発業者の債務不履行(デフォルト)が増加し、住宅開発プロジェクトが停止して住宅ローンの返済拒否につながっている。
交通銀行(BoCom) と 中国農業銀行(AgBank) も不良債権について警告している。
S&Pグローバル・レーティングスのシニアディレクターであるハリー・フー氏は、中国の銀行の不動産開発部門の不良債権比率が22年末までに5.5─5.6%程度となり、21年末時点の2.6%から上昇すると推計している。
また、アナリストらは住宅市場の変動が中小金融機関に悪影響を与える可能性が高いと警告している。
August 30, 2022 at 11:57PM
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中国大手銀、不動産部門の不良債権が急増 - ロイター (Reuters Japan)
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