北洋銀行は5日、2022年4～6月期の連結決算を発表した。本業のもうけを示す単体のコア業務純益が前年同期比30%増の78億円だった。コンサルティング子会社、北海道共創パートナーズ（札幌市）からの配当が増えた。日銀の特別当座預金制度による預け金利息の増加も寄与した。
連結の経常利益は19%増の70億円になった。株式の売却益により有価証券等関係損益が増えた。純利益は20%増の52億円だった。
北洋銀単体の6月末時点の貸出金残高は1.5%増の7兆5821億円。個人向け住宅ローンが堅調だった。
融資先の破綻に備える貸倒引当金など単体の与信費用は7倍近くに膨らんだ。新型コロナウイルス感染再拡大やウクライナ情勢の影響を踏まえて予防的に積み増した。
23年3月期の連結純利益を前期比35%減の76億円とする従来見通しは据え置いた。千葉銀行や中国銀行などでつくる広域連携「TSUBASAアライアンス」の基幹系システム共同化に伴う経費負担が増す。
August 05, 2022 at 04:52PM
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北洋銀、4～6月単体コア業務純益30%増 - 日本経済新聞
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