中国人民銀行(中央銀行)は中国経済をインフレの脅威から守る姿勢を示し、景気浮揚に向けた大規模な刺激策や過剰な紙幣増刷は回避すると表明した。10日発表した4-6月(第2四半期)の貨幣政策執行 報告で指摘した。
報告で人民銀は、経済成長の下支えと物価安定確保の両方を行うと説明。同時に実体経済に対してより堅固で質の高い支援も提供するとした。
人民銀は「構造的なインフレ圧力は短期に高まるかもしれないし、輸入インフレの圧力も依然ある」とした上で、「警戒は容易に緩められない」と強調した。
同日発表された7月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比2.7%上昇と、2年ぶりの大きな伸びとなった。豚肉価格が高騰し食品価格によって大きく押し上げられた。
人民銀の報告によると、中国は今年下期の複数の月でインフレ率が3%を超える可能性があるが、通年のインフレ率を3%前後に維持するという目標は達成する公算が大きい。
人民銀はまた、合理的に潤沢な流動性を維持し、成長と雇用、価格の安定化との間でバランスを取ると約束。銀行間為替市場の取引時間を延長する方針もあらためて示したが、詳細には触れなかった。
原題: China’s Central Bank Warns of Inflation Risks as CPI Climbs (1)、PBOC Says China CPI Growth May Exceed 3% Some Months in 2H (1) (抜粋)
(人民銀報告の内容などを追加して更新します)
August 10, 2022 at 07:21PM
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中国のインフレリスクに警鐘鳴らす、人民銀報告-7月CPI上昇 - ブルームバーグ
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