東京オリンピック(五輪)男子200メートルバタフライ銀メダリストで日大2年の本多灯(19=アリーナつきみ野SC)が、予選4組4レーンに登場した。前半を54秒95のトップで折り返して、そのまま押し切って1分55秒43でフィニッシュ。全体のトップで午後の決勝に進出した。

本多は、初出場となった東京五輪で準決勝8位通過から一気に銀メダルを獲得。日本男子で唯一のメダリストになった。レース後は筋肉を誇示するマッスルポーズを連発するなど、明るいキャラクター。来年5月の世界選手権福岡大会では「日本記録(1分52秒53)を確実に出したい」と、パリ五輪に向けてステップアップを誓っている。