みずほ銀行で起きたシステム障害の責任を明確にするため、藤原弘治頭取が月内にも辞任し、会長への就任も取りやめることが分かったと日経新聞電子版が10日 報じた。
報道によると、持ち株会社のみずほフィナンシャルグループ(FG)の坂井辰史社長ら経営陣に役員報酬の削減など処分を実施する。金融庁はみずほFGとみずほ銀に来週にも業務改善命令を出す検討に入ったとも伝えた。
みずほFG広報担当者は、何も決まったものはないとコメントした。
みずほ銀では、2月28日に現金自動預払機(ATM)の7割超で稼働が停止し、計5244件の利用者のキャッシュカードや預金通帳が機械に取り込まれたままとなった。システムのトラブルはその後2週間で4件重なった。4月1日付で藤原頭取が会長に就く人事を予定していたが、一連の障害を受けて頭取交代人事を取り消し、現体制での原因究明と再発防止の策定を優先していた。
日経報道によると、経緯や原因を調べている第三者委員会が週明けにも一定の結論をまとめる見通し。経営責任を明確にするため、藤原頭取が退いても会長に就かず、事実上の引責で今後の処遇を調整しているという。後任の頭取には2月に発表済みの加藤勝彦副頭取が昇格する。
(広報担当者のコメントを追加するなどして記事を更新します)
June 10, 2021 at 06:06PM
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みずほ銀の藤原頭取辞任へ、ATM障害で近く行政処分-報道 - ブルームバーグ
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