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みずほ銀に「顧客目線の弱さ」「改善されぬ企業風土」…第三者委、システム障害の原因指摘 - 読売新聞

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 みずほ銀行で2~3月にシステム障害が繰り返し起きた問題で、外部の専門家で作る第三者委員会は15日、調査報告書を公表した。障害の原因について「組織力や顧客目線の弱さがあり、(背景には)改善されない企業風土がある」と指摘した。報告書を受け、みずほ銀の親会社であるみずほフィナンシャルグループは近く、再発防止策や経営陣などの社内処分を発表する。

 みずほ銀では2月以降、4回のシステム障害が発生し、弁護士などで構成する第三者委員会が原因究明などを行ってきた。

 一連の障害の原因として、組織力やITシステム統制力、顧客目線のいずれにも弱さがあると指摘し、みずほの企業風土を問題視した。

 現金自動預け払い機(ATM)の8割にあたる約4300台が停止した2月28日の障害では、カードや通帳の取り込みが約5200件発生した。障害は機器のメモリー容量不足が要因で、第三者委は「容量管理の必要性が組織内で適切に引き継ぎ、共有されなかった」と運用面での問題を指摘した。障害発生前日に検知されていた容量超過の予兆を見逃していたことも明らかにした。過去の障害で約1800件の通帳・カードの取り込みが発生した例もあり、「通帳・カードの取り込みが顧客に与える不利益に対する想像力や感度の不足がある」と言及した。

 みずほは、2002年や11年にも大規模なシステム障害を起こしている。第三者委は「再発防止策では、実効性と継続性の確保が不可欠」と強調した。

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June 15, 2021 at 09:48AM
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