1992年バルセロナ五輪女子マラソンで2位に入り、日の丸を手に歓声に応える有森裕子(共同)
1992年バルセロナ五輪陸上女子マラソン。エゴロワ(EUN、現ロシア)とデッドヒートを繰り広げ、2位でフィニッシュした有森裕子(53)は日本女子陸上界に64年ぶりのメダルをもたらした。
28年アムステルダム五輪で日本女子初のオリンピアン、かつメダリストとなった人見絹枝は同じ岡山市出身。有森は陸上を本格的に始めた高校時代から、郷土の先駆者に憧れ続けていたという。
人見は、男子100メートルで日本人初の10秒台を出した24年パリ五輪代表の谷三三五(備前市出身)の指導を受け、短距離を得意とした。しかし、アムステルダムでは直前に世界記録を樹立した100メートルでまさかの準決勝敗退。「日本の地を踏める身か」と悲壮な覚悟で、レース経験がなかったとされる800メートルに強行出場し銀メダルを獲得した。
有森は96年アトランタ五輪でも3位。故障やスランプを乗り越えて連続メダルをつかみ「自分で自分を褒めたい」はこの年の新語・流行語大賞に選ばれた。
天満屋からの連続出場は前回で途切れたものの、東京五輪出場権を懸けたマラソングランドチャンピオンシップでは前田穂南(23)が優勝し代表に決定。3位の小原怜(29)=倉敷市出身=も代表候補に名乗りを上げた。前田は偉大な先人たちが手にしていない「金メダル」を目標に掲げる。(山陽新聞社=稲垣心也記者、2019年12月25日配信、所属肩書は当時)
June 14, 2021 at 01:00PM
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先駆者に憧れ、64年ぶり銀 マラソン・有森裕子 【わが街 オリンピアン 岡山県】 - 47NEWS
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