◆テニス 全豪オープン第７日（２３日・メルボルン） ▽車いすの部 女子シングルス１回戦 アニク・ファンクート２（７―５、７―５）０上地結衣
女子シングルス第２シードで２１年東京パラリンピック銀メダルの上地結衣（三井住友銀行）が、初出場の２０１２年以来１０年ぶりに初戦敗退を喫した。「最後までタイミングやペースが合わず、ポイントは取れていたけど、流れをつかめる感覚がなかった。負けるような試合をしていたと自分で思う」と振り返った。
自分から早いタイミングで仕掛けるスタイルを模索中で、練習で健常者とボールを打つことが多い。いざ試合になると「待って打てていない、パワーをためて打つ前に体やラケットが前に出てしまい、跳ねないし伸びない」という感覚に陥ってしまう。相手が苦手とするバックハンドの高いところにボールを集める作戦だったが、狙ったところに打てないイライラが募っていった。
大きな目標だった東京パラリンピックの金メダルを逃し、モチベーションはあるが「これ以上のパフォーマンスをするために何をすべきか、環境も含めて悩みの種。ビジョンがまだ立てられていない」と迷いもある。パラ後も大会に出場し続け、オフも多忙で練習時間をしっかり取ることが難しかった。「土台を作り直す」ところから再スタートする。
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January 23, 2022 at 01:30PM
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【テニス全豪】パラ銀上地結衣が１０年ぶり１回戦敗退「負けるような試合をしていた」 - スポーツ報知
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