仙台銀行は人工知能(AI)を活用した顧客サービスの向上を進めている。同行を傘下に持つじもとホールディングス(HD、仙台市)が資本業務提携するSBIHDとデータロボット(米国)の支援を受け、個人向けローンサービスにAIを導入。昨年12月にはAIを活用できる人材育成のため、新プログラムも取り入れた。
個人ローン向けサービスでは、データロボットの「AIクラウドプラットフォーム」を活用し、SBIなどが顧客の動向に関する予測モデルを開発。昨年8月から業務で使っている。潜在的な資金ニーズを把握しやすくなり、最適な時期に最適な情報をダイレクトメールなどで提供できるようになったという。
また、新たに採用したデータロボット提供の「AIサクセスプログラム」は、AIやビッグデータを業務に活用できる行員の育成と組織づくりを支援するサービスで、東日本の金融機関で初の導入となる。
手始めに12月15日、仙台市青葉区の同行本店でデータロボットの社員を講師に迎えてワークショップを開催。営業部門やシステム部門などの課長級以下の行員約20人が参加した。
参加者は現在の業務の課題を洗い出し、解決のための手法、生まれる収益を見積もってシートに書き込んだ。今後は課題の優先度を議論して実施の可否を検討した上で、解決に向けたAIの活用も模索する。
担当者は「AIに任せたからといって全ての課題を解決できるわけではないが、収益に貢献できれば新たな展開が生まれる」と話す。
仙台銀は昨年4月の組織改編で「DX(デジタルトランスフォーメーション)推進室」を設け、デジタル技術の活用による業務効率化や顧客サービスの向上に取り組んでいる。
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January 08, 2022 at 04:00AM
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