中国最大級の国有銀行が引き続き不良債権の急増に苦しんでいる。ただ中国が新型コロナウイルス感染拡大を早めに封じ込め、国内景気が持ち直したことで、四半期ベースの減益幅は縮小した。
中国工商銀行を含む中国4大銀行の7-9月純利益は前年同期比5%未満の減少となった。4-6月の減益率は平均25%だった。4行が先週、7-9月期決算を発表した。
4行の不良債権は過去最大の9790億元(約15兆3200億円)に増加。7-9月に評価損1750億元を計上した。
新型コロナによる景気悪化への対応で、中国は多くの借り手に来年3月までの元利返済の猶予を認めており、不良債権急増の実態は不明だ。
天風証券の銀行担当チーフアナリスト、廖志明氏は「中小企業向けの返済猶予期限が来年1-3月に切れれば、不良債権がまた増える可能性はまだある」と指摘。その上で、「しかし業界全体の利益見通しは改善されている。国有銀行の最悪期は終わったと思う」と述べた。
原題: China’s Big Banks Face Bad Debt Woes After Paring Profit Drops(抜粋)
November 02, 2020 at 08:11AM
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中国4大国有銀の不良債権、過去最大-減益幅は7~9月に縮小 - ブルームバーグ
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