埼玉県で新たに44人感染南銀のキャバクラ「AVATON」で陽性6人目 - 東京新聞

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南銀地区の歓楽街=埼玉県さいたま市大宮区で

　埼玉県内では８日、新型コロナウイルスの新たな感染者４４人が発表された。

　県は２８人の感染を発表。うち蓮田市の５０代男性は、さいたま市西区役所くらし応援室の職員。同市によると、市民との接触はない。職場で席が近い職員２人を自宅待機とした。

　さいたま市は新たに１０人の感染を発表した。うち２人は大宮区の「南銀」地区のキャバクラ「ＡＶＡＴＯＮ（アヴァトン）」の２０代女性従業員。同店関連の陽性者は６人となり、市保健所はクラスターと認定して店名を公表した。９月２５日～１０月１日の利用客に連絡するよう呼び掛けている。南銀地区でのクラスターは５店目。

　また、市は８０代の無職男性の再陽性も発表した。男性はクラスターが発生した「彩の国東大宮メディカルセンター」（北区）で５月に感染。６月に治癒したが、今月４日に発熱し、７日に再陽性が確認された。

　川越市は６０代の自営業女性、川口市は３０代と５０代の男女３人、越谷市は３０代の男女２人の感染をそれぞれ発表した。