七十七銀行は16日、子会社でファンドを運営する七十七キャピタル(仙台市)とともに総額20億円の2号ファンドを組成した。10億円の1号ファンドの残額が少なくなり、新たなファンドを設けてスタートアップへの投資や事業承継支援などを強化する。
2号ファンドの存続期間は12年間で、20~30社に投資を予定する。2016年に組成した1号ファンドはこれまで20社超に投資し、1社あたりの投資額は平均5000万~6000万円にのぼったが、2号ファンドも同規模となる見込みだ。
七十七銀グループは成長企業の資金ニーズに加え、事業承継やM&A(合併・買収)案件が増えると見込む。少数株主に分散する株式を集約して意思決定のスピードを速めるなど、企業の資本政策にも柔軟に対応する。
ファンドは期間内に投資を終え、株式の配当や新規株式公開(IPO)などを通して収益を確保する。1号ファンドの投資先で、福祉施設を運営するリビングプラットフォーム(札幌市)が3月に東証マザーズに上場するなど、着実に成果も積んできた。
七十七キャピタルの担当者は「1号ファンドの投資は想定通り進んでいる」とした上で、「これからもスタートアップの成長だけでなく、中小企業のM&Aの支援も徹底していく」と強調する。
October 16, 2020 at 01:30PM
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七十七銀、2号ファンド組成 総額20億円 - 日本経済新聞
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