西武ホールディングス(HD)は、主力のみずほ銀行と日本政策投資銀行(DBJ)から総額800億円を優先株で調達する方針を固めた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で業績が悪化していることから、金融支援を受けて財務基盤を強化する。
西武HDは2021年3月期連結決算は630億円の最終赤字になる見通し。同社の業績予想では、資産から負債を引いた純資産が、21年3月末時点で3010億円に減る。西武HDは、純資産が2834億円を下回ると、一部の借金の返済を金融機関から迫られる契約を結んでおり、資本の調達が急務となっていた。
新型コロナウイルスの影響で外出自粛や在宅勤務が広がり、鉄道の乗客が減っているほか、訪日外国人客が激減した影響でホテルの稼働率が低迷しているためだ。
西武HDではホテル・レジャー事業がグループ内で最大の収益を上げており、他の鉄道会社に比べて観光への依存度が高い。鉄道事業は下半期に黒字化できる見込みだが、ホテル・レジャー事業は下半期も200億円の営業赤字になる見込みで、新型コロナの流行が長期化すれば経営危機に陥る可能性が懸念されていた。
October 15, 2020 at 11:32AM
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西武HD、800億円調達へ…みずほ・政投銀から優先株で - 読売新聞
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