プリンセス駅伝 いよいよ号砲 鹿銀・京セラ出場[10/18 19:42]
「駅伝シーズン」に入った陸上界、２４日・日曜日、実業団女子駅伝日本一決定戦の予選会にあたる「プリンセス駅伝」が行われます。鹿児島から出場する２チームを取材しました。
毎年１０月に福岡で行われる「プリンセス駅伝」。実業団女子駅伝日本一を掛けた大会への「出場権」を争うレースで、今年は、３１チーム中、上位２０チームが全国大会に出場できます。
県勢は２チームです。史上初の「連続」での全国を狙う鹿児島銀行は、部員わずか６人。６区間４２．１９５ｋｍで争われるレースの為、誰一人、欠くことはできません。
（小原諒子キャプテン）「人数が少ない分、自分がやらないといけない意識が高まっている。個々が高い意識を持って考えるようになり、チーム的にもいい方向に向かっている」
今年夏、実業団の強豪・第一生命から鹿児島女子高校出身の上原美幸選手も加入。チームの中心は、「世界陸上」も経験した社会人１２年目の池満綾乃選手です。
（池満綾乃選手）「６人ぎりぎりでエントリーするのは初めてなので、不安な気持ちもある。それぞれが１００％出し切れば、全国大会に連続で出場することも見えてくると思う。出場権をしっかりとつかめるように頑張りたい」
鹿銀陸上部史上初の全国大会「連続出場」なるか、注目です。
霧島市を拠点に活動する京セラは、若松誠新監督のもと、初の駅伝を迎えます。「若手の成長」が目覚ましいなか、注目は、社会人２年目の兼友良夏選手。今年に入って３０００ｍ・５０００ｍの自己ベストを更新するなど、チームの底上げにつながりました。
（兼友良夏選手）「夏の走り込みや、チームメイトと走ることによって、粘り強い走り・周りの選手に勝てる力をつけることができた。他チームの先輩方にも負けない力強い走りを見せたい」
京セラは、去年２区へタスキがつながらず、「棄権」という悔しい思いをしました。
（中原海鈴選手）「去年は自分が走らないといけない１区を後輩に託す形になり、責任を感じた。プリンセス駅伝５位入賞を目標にして、全員で力を合わせて戦っていきたい」
新監督のもと京セラは、上位入賞を目指します。「プリンセス駅伝」は、２４日・日曜日の午後０時１０分、号砲です。
October 18, 2021 at 05:43PM
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