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きらやか銀、入金帳を有料化 顧客の業務も効率化 - 日本経済新聞

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じもとホールディングス傘下のきらやか銀行(山形市)は入金帳など3種類の通帳を有料化する。振込依頼書などがつづられた伝票の束で、印紙税などの負担が重く1冊2000円の手数料を設定する。同時にインターネットバンキングにすると取引先の経理処理も効率化でき、有料化を機に切り替えを促す。

振込用紙が50枚束になった入金帳

振込用紙が50枚束になった入金帳

11月2日から入金や振り込みに利用する入金帳、代金取立手形預り通帳を有料化する。年間5000冊を無料で発行しているが、印紙税が1冊につき年間200~400円かかるうえ、銀行側の事務負担も重かった。企業にとっても入金帳を利用すると会計ソフトを利用できず、窓口へ足を運ぶ手間がかかる。

ネット化すれば経理業務を3分の1にできるという試算もあり、中小企業の経営者に業務見直しを働きかける。入金帳は旧相互銀行時代、職員が集金に訪れる日掛(ひがけ)と呼ばれる業務にちなむという。

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September 04, 2020 at 04:39PM
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