[ワシントン 20日 ロイター] - 米財務省は20日、幹部が米銀20行のトップらと会談し、2兆3000億ドルに及ぶバイデン大統領のインフラ整備計画や経済的包摂の拡大に向けた方策などを協議したと発表した。
アデエモ財務副長官は会談で「今こそ、富ではなく労働に報いる新しいアメリカ経済を再構築し、『利益移転と税のゲーム』を終わらせるための税制を構築すべきだ」と述べた。
財務省によると、会談では経済的包摂や低・中所得者層への信用供与を改善する方法についても議論が行われた。
アデエモ財務副長官は、バイデン政権の政策が数百万人分の高収入の雇用を創出し、インフラを再構築するほか、中国を凌駕する立場に米国を立たせる、と述べた。
また、財務副長官はトランプ前政権の経済・金融制裁政策について、財務省が継続的に見直していることにも言及。「成功例と、変更や改善の余地がある例」を見極めようとしている、と述べた。
April 21, 2021 at 06:08AM
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米財務省、米銀20行のトップと会談 「経済的包摂」の拡大巡り - ロイター (Reuters Japan)
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