居酒屋チェーンなどを展開するワタミが、日本政策投資銀行の資本支援を受ける方向で検討していることがわかった。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う時短営業で来店客が減り、業績が悪化している。資本を厚くし、財務基盤の立て直しを図る。
ワタミは、新型コロナの打撃が大きい飲食・宿泊業を対象に、政府が3月末に始めた新たな金融支援策を活用する。政府系金融機関の政投銀が、返済の優先順位が低く一部を資本とみなせる「劣後ローン」を単独で一時的に貸し出す仕組みだ。支援額は100億円程度を想定しているが、増える可能性もある。
ワタミは昨年4月に発令された緊急事態宣言で居酒屋「ミライザカ」など大半の店舗が臨時休業し、4、5月の外食売上高が前年同月に比べ9割以上減った。
その後不採算店舗の閉鎖を加速し、焼き肉店への業態転換も進めた。だが、今年1月の2度目の緊急事態宣言で再び多くの店舗が臨時休業した。2021年3月期の連結決算の最終利益は116億円の赤字(前期は29億円の赤字)となる見通しだ。
渡辺美樹会長は3月の記者会見で「飲食業は日に日に厳しい状態になっており、多数廃業も出ると思う」と述べていた。
April 24, 2021 at 08:03AM
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ワタミ、政投銀から100億円規模調達へ…休業・時短で業績悪化 - 読売新聞
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