[北京 14日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)が発行する雑誌「中国金融」は14日、人民銀が年内に国内の全4024銀行を対象にストレステスト(健全性審査)を実施し、金融リスクの防止を目指すと伝えた。
同誌によると、年次ストレステストは主要商業銀行に対しては2012年から実施されており、その後は範囲が拡大し、20年には1550行を対象に実施された。
中国経済は新型コロナウイルス流行から急速に回復しているものの、債務水準が拡大し、比較的小規模な企業を中心とする一部企業は引き続き財務面でのストレスを抱えている。
同誌によると、2020年のストレステストでは農村銀行がストレス環境下で最も脆弱であることが分かったほか、不良債権が大幅に増加すれば東北部や南西部といった経済発展で劣る地域の一部銀行が自己資本比率の大幅低下に見舞われるという。
人民銀はまた、気候変動に関連した金融リスクに関するストレステストも適切な時期に実施する予定で、ほかの金融規制当局と連携し、気候変動に関連した金融リスクを健全に管理する枠組みを検討するという。
*内容を追加しました。
April 14, 2021 at 05:57PM
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中国人民銀、年内に全銀行対象にストレステスト実施へ=現地誌 - ロイター (Reuters Japan)
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