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中国銀・トマト銀 「協力して地域盛り上げ」岡山の競合地銀が人材交流 - SankeiBiz

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 岡山県を地盤とし、競合関係にある中国銀行とトマト銀行が人材交流に取り組んでいる。全国でも珍しい取り組みといい、両行の担当者は「地元に付加価値を付け、魅力を高めたい」と狙いを語る。

 菅内閣や日銀は地方銀行の再編を後押しする方針だが、銀行同士が文化の違いを生かす方が顧客への良い提案につながるとしている。

 人材交流は昨年7月に開始。トマト銀の行員1人を中国銀が受け入れている。地域活性化を話し合う会合で両行員らが顔を合わせる中、構想が生まれた。トマト銀の中浩二取締役は「お金を貸すだけでは生き残れない時代が来ている。協力して地域を盛り上げていきたい」と話す。

 今年4月から出向しているのは、トマト銀入行13年目の直原亮徳さん。「中国銀で広域的な視点を吸収したい」と話す。個人事業主や企業の営業担当だったが、中国銀では地域の開発や創業支援などに取り組んでいる。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、企業向け相談会を両行共同で開催した際などは調整役も務めた。

 「扱いは自行員とほぼ同じ。時には厳しく指導もする」と話すのは、中国銀で上司の剣持直紀部長。「両行がサービスを競う部分はなくならない」としつつも「交流者をきっかけに連携や、地域の課題解決が進んでほしい」と期待する。また「合併では各行の良さが薄まりかねない。文化の違いを生かせることは利点になる」と指摘した。

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December 08, 2020 at 04:00AM
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