[上海/北京 31日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は、対ドルで一時約2年半ぶり高値を付けたが、国有銀行がドル買いに動いたため、中盤までに下落した。
トレーダーによると、大手国有銀は1ドル=6.52元前後の水準でドル買いに動いたもよう。過度に急速な元高を阻止する狙いとみられる。
国内市場の元は6.5204元で始まり、一時は2018年6月22日以来の元高水準となる6.5148元を付けた。
国有銀のドル買いを受け、中盤は前日終値比59ポイント元安の6.5305元となっている。
トレーダーは序盤の元高について、世界経済の回復で高リスク資産に資金が流れるとの見方を背景とした海外市場でのドルの動きを主に反映したものだと指摘した。
中国国家統計局が発表した12月の製造業購買担当者景気指数(PMI)が堅調だったことも元を下支えした。
ある外銀のトレーダーは大手国有銀のドル買いについて、元高の流れを反転させるためではなく、急速な上昇を抑えることが狙いだと指摘。その上で「現在のドルの基調を踏まえると、ドル/人民元は新年の休暇後に下落する可能性が高い」と述べた。
元は今年、7%近く上昇しており、3年ぶりに年間でプラスとなる見通し。ドルの下落や米中の利回り格差拡大、中国の新型コロナウイルス感染抑制などが背景にある。
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December 31, 2020 at 01:42PM
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上海外為市場=人民元、2年半ぶり高値から下落 国有銀がドル買い - ロイター
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