三菱UFJ銀行は2021年夏から、新たに口座を開いた人が2年以上出入金をしない場合、「未利用口座管理手数料」を課す仕組みを導入する。インターネットバンキングの利用者には、ローソンなどで使える共通ポイント「Ponta(ポンタ)」を付与するサービスも始める。顧客の取引を活性化させる狙いがある。
21年7月1日以降に口座を開設した人を対象に、その後2年以上利用がなければ、年間1320円(税込み)の手数料を課す。すでに口座を持っている人は対象外。残高不足の口座は、自動的に解約となる。長く使われない「休眠口座」は犯罪などに悪用される可能性があり、不正利用を防ぐ目的もある。
21年6月からは、ネットでサービスを申し込むことを条件に、取引に応じたポンタポイントを付与する。住宅ローン残高がある人や運用商品の残高が50万円以上ある人には毎月50ポイント、公共料金などの口座振替やクレジットカードの引き落とし口座として利用している場合は10ポイント。ポイントは、提携する飲食店や小売店で幅広く利用できる。
1回10万円以上の給与や年金の受け取りがある場合、コンビニなど提携先のATMで、月2回まで無料で現金を引き出すことができるようにする。インターネットバンキングでの他行への振込手数料も月3回まで無料にする。
スマートフォンなどで残高が分かる「デジタル通帳」の利用者については、提携先ATMでの引き出しや、他行への振り込みの手数料を月1回無料とする。ただ、一部の人は優遇回数が減る。
3メガバンクでは三井住友銀行もインターネットバンキングを利用しない新規の顧客に口座手数料を課すことを決めるなど、デジタル化に向けた動きが加速している。
December 26, 2020 at 03:00AM
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【独自】口座開設から2年以上、出入金なければ手数料「年間1320円」…三菱UFJ銀 - 読売新聞
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