海外投資家は日本株を4週ぶりに先週買い越した。個人投資家も買い越しに転じたが、投資信託と信託銀行の売りが目立ち、日本株は下落した。
7月第1週(3-7日)は海外勢が現物と先物を合わせて570億円買い越した。4月から10週連続で買い越し、株高を主導してきた海外勢は6月中旬から売りに転じたが、再び買い越しに転じた。個人・法人という国内勢(事業法人を除く)は3月第4週以来の買い越しとなった。売り越しは投信と信託銀が目立つ。
投資部門別売買状況(日本取引所グループ13日発表) | |
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海外 | 現物314億円買い越しで2週連続、先物257億円買い越しで2週ぶり、合計570億円買い越しで4週ぶり |
個人 | 現物3687億円買い越しで2週ぶり |
事法 | 現物861億円買い越しで2週ぶり |
投信 | 現物1944億円の売り越し(前週は772億円買い越し) |
信託銀 | 現物387億円売り越し(前週は1331億円の売り越し) |
この週は上場投資信託(ETF)の決算に伴い分配金を支払うための換金売りが7日前後に出たもようだ。投信は大幅な売り越しに転じ、信託銀も売りが続いた。このため東証株価指数(TOPIX)は1.5%下落した。
【視点】ETF決算集中日迎えた日本株、分配金捻出売りの影響限定か
みずほ証券エクイティ調査部の三浦豊シニアテクニカルアナリストは投資部門別の動向について、信託銀は年金資金や持ち合い解消の取引があるとして「売りが続きやすい」と指摘。海外勢も円高局面では短期投資家中心に円売りと株式買いの組み合わせを「手じまいやすい」と語った。個人は基本的に逆張りで、押し目買いと戻り売りになると説明した。
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(2段落に国内勢の動向を追記し、チャートを更新します)
July 13, 2023 at 02:44PM
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海外勢4週ぶり買い越し、投信と信託銀は売り-日本株7月第1週 - ブルームバーグ
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